喘息児における気道過敏性の季節変動についての検討
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概要
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気管支喘息児において, アセチルコリン・ヒスタミン吸入テスト閾値およびEIA測定の3つのパラメーターを用いて, 気道過敏性を季節ごとに測定し, 次のような結果を得た.1)気道過敏性には, 季節的変動はみられなかった.2)気道過敏性を同一時期で測定すると, 喘息が軽快する群では, アセチルコリン閾値とEIAが改善し, それらは予後の適切な指標になりうると考えられた.3)しかし, ヒスタミン閾値は, 1年間では喘息発作が軽快しても変動しなかった.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1987-09-30
著者
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