通電加熱による固体熱物性値の精密測定法 : 第1報,円柱状試料を用いた場合の測定および精度の理論的評価
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概要
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円柱状資料を用いた場合の通電過熱による熱物性値測定法について改良開発を行った。本報では,主として熱伝導率および前半球放射率の測定法について述べ,それらの算出精度の理論的解析を行った。さらに,純銀資料(保証純度99.99%)を用いて測定精度の検証を行った。その結果,ほうそく定法により熱伝導率の精密測定が十分期待できること,および導かれた精度の評価から,最適試料形状の選定ができることなどを明らかにした。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1986-04-25
著者
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