火花点火機関混合気に及ぼす燃料性状の影響について
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概要
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気, 液二相よりなる混合気内の液滴の存在は, 火花点火機関の燃焼課程を左右する. 留出温度, 比重, 粘度の高い燃焼液滴が多く含まれる程, 混合気の不均一, 不均質性が実験的に確かめられた. このことから, 最適点火時期の範囲は限定され, 燃焼の不規則の発生が促される. ゆえに, 混合気性状は, 主として完全気化相に依存し, 均質状態は, 安定な燃焼過程をいたなむためにのぞまれるものとなる.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1982-11-25
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