緩やかな径変化を有する二次元流路内の粘弾性流体の流れ
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概要
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穏やかな径変化を有する二次元流路内の粘弾性流体の流れを, 径変化のおだやかさを規定するパラメータを摂動量として摂動法によって解いた. 扱われた流体はニュートン粘性を示す積分形モデルであり, 解はレイノルズ数とワイセンベルグ数が比較的低い範囲で適用可能なものである. 解を二つの具体的な流路に対して例示しつつ, 粘弾性, ニュートン両流体の挙動の差異がどのように流路形状に依存するかをできるだけ一般的に明らかにした.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-08-25