粘弾性流体の入口近傍の流れ : 数値解による検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マックスウェル流体の入口近傍の流れを数値計算し流動の様相を明らかにした.上流無限遠を一様流とした場合と入口にて一様流とした場合を扱ったが,入口壁近傍における法線応力の大きいこう配によって,前者に対しては負の渦度が生じ独特の流動パターンを示すことが知られた.運動学的変数の断面内分布における変曲点や極値の存在,流体要素の内部エネルギが減少する領域の存在,壁面の渦度分布における極値の存在などが示された.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-05-25