狭いぬれ難い面をおおって単気ほうが成長するときの沸騰熱伝達
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概要
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直径10mmのぬれ難い伝熱面を加熱すると,面全体をおおって単気ほうが成長する場合がある.この気ほう発生状態は過熱度が6℃程度から200℃まで存在し,普通面の核沸騰と比較すると,気ほう形状および周期が異なり,過熱度が増加すると単調に熱流速が増加し,バーンアウトしない.伝熱面にごく近い部分のボイド比は伝熱面上どの位置でも1に近いことから,過熱度が低いときにも膜沸騰に相当する沸騰状態が存在することが示された.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-01-25
著者
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