600℃に焼もどししたSNCM 439 鋼の有孔切欠き試片の繰返し曲げ試験におけるき裂発生
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概要
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高温に焼きもどししたSMCM439鋼の有孔切欠き試片の繰返し曲げ試験の際のき裂発生を観察した. その結果(i)き裂発生寿命は, 小孔を切欠き側方の適当な位置に付した場合に無孔の標準切欠き試片の数倍に増加した. (ii)このき裂発生寿命の増加は切欠き底の応力集中の緩和によるものと考えられた. (iii)き裂は小孔に達することなく進展し, これは静的曲げの際に硬い試片にのみ観察された結果と類似していることが認められた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-04-25
著者
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