三次元き裂の全面塑性解とき裂進展解析への応用
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概要
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原子炉構造物などで実用化されている高延性材料中のき裂進展について, 工学的評価法に着目し, その基礎となる全面塑性解を求めるための高精度三次元有限要素法を開発した. 平面ひずみ中央き裂付き平板の解析により解析手法の検証を行った後, 周方向貫通き裂付き円筒の全面塑性解を求めた. さらに得られた解を配管系のき裂進展解析に適用し, 実験結果および増分形有限要素解析結果と比較し, 良好な一致を得た.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-02-25
著者
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