304ステンレス鋼と21/4 Cr-1 M_o 鋼の異材管継手の応力解析
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概要
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一様昇温及び熱過渡条件下でSUS304と21/4Cr-1Mo鋼の異材間継手に生じる応力を有限要素解析し,次のことがわかった.(1)Ni基合金のバタリング厚さは(1~1.5)√(管平均半径)×(肉厚)が適当である.(2)開先角度はSUS側を0°近くにし,クロムモリブデン鋼側を75°程度にするのが強度上望ましい.(3)異材継手部が平滑ならば熱過渡応力による疲労き裂はSUS側母材表面に最初に発生する可能性がある.(4)一様昇降温によるき裂先端の応力拡大係数範囲は小さい.
- 1984-03-25
著者
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植田 正弘
日本原子力発電(株)
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加納 巌
動燃
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植田 正弘
日立造船(株)技術研究所
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加納 巌
動力炉核燃料開発事業団動力炉開発推進調整部
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植田 正弦
日本原子力発電(株)
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吉利 醇
動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センタ
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植田 正弘
日立造船 (株) 技術研究所
-
吉利 醇
動力炉核燃料開発事業団大洗工学センター
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