析出物を含む材料の高温変形について : 加工硬化挙動の温度および粒子寸法依存性
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概要
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本研究では原子の体積拡散による動的回復が支配的な高温での,第二相粒子を含む材料の加工硬化率等の温度および粒子寸法依存性を,任意性のあるパラメータを含まない力学的モデルに基づき計算した.つぎに,この計算結果をM_<23>C_6形炭化物を含むオーステナイト耐熱鋼の引張試験の結果と比較し,両者がよく一致することを確かめた.また,同鋼の定常クリープ中の内部応力につきこのモデルを応用し,実験結果の解釈を行った.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1983-12-25
著者
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