移動点荷重による無限弾性体の非定常応答
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概要
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本報では無限弾性体の三次元非定常応答問題の一般解法を提案している. 本解法の特色は負荷点から生じた弾性波の到着時間を表す「到着時間関数」の定義にある. この到着時間関数の考察によって波面と応答の解析を同時に行うことができた. また到着時間関数の極値は衝撃波の到着を示すとともにその微係数は波面の特異性を規定することが示された. 本解法は荷重の運動形態に制約を与えない. 静止, 定速および加速移動荷重の場合について到着時間関数の考察を行い変位応答の表示式を求めた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-11-25
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