冷間塑性加工条件における炭素鋼の延性破壊 : 第3報, 変形方法と変形履歴の影響
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概要
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前2報で報告した炭素鋼の延性破壊条件式を数種の変形様式における破壊ひずみの予知に用いた. 破壊ひずみの計算値は実験値と比較的良く一致したが, 変形様式も破壊に影響を与えることが示唆された. ねじり試験の途中で変形方向を逆転した場合と中間焼なましを行った場合には, 予ひずみが「破壊の核の成長開始ひずみ」を越すとそれ以後の破壊ひずみは急激に低下し, このひずみが重大な欠陥のひずみであることがわかった.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-07-25
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