複合負荷を受ける軟化セルロイドの変形解析 : 直交する2分枝直線応力経路の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
加熱により軟化したセルロイド薄肉円管の変形挙動を, ねじりに続く軸引張りにより直角に折れ曲がる二分枝直線応力経路について, 連続負荷とクリープ試験によって検討した. この結果, 応力経路の折れ曲がり点後, ねじり予応力の方向に対して軸方向の変形抵抗が著しく低下することがわかった. また, 主三次非線形粘弾性理論に基づいて定めた応力-ひずみ関係式によって, 連続負荷およびクリープ試験結果を精度良く表した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-06-25
著者
関連論文
- 脳ベラ用形状記憶合金の変形と疲労特性(M&M2009材料力学カンファレンス)
- 黄銅の塑性変形挙動に及ぼすひずみ経路の曲率の影響
- 種々の折れ角を持つ2分枝直線ひずみ経路に沿う黄銅の塑性変形の応力-ひずみ関係
- 2回直角折れ曲がりのあるひずみ経路に対する応力-ひずみ関係の形式化
- 二回直角折れ曲がりのあるひずみ経路に対する応力 : ひずみ関係の公式化
- 形状記憶合金を応用したヒートエンジン
- SMAとSMPによる形状記憶複合材料の作製と2方向変形特性
- 形状記憶ポリマーの機能特性と応用
- TiNi形状記憶合金線材の曲げ疲労寿命および破断面の形態に及ぼすひずみ比と零囲気の影響
- 金属粉などの無公害処理と高付加価値利用に関する研究