損傷を伴う有限クリープ変形の構成式とその応用
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概要
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本論文では,まず損傷を二階の対称テンソルとして見なすことの妥当性について検討した後に,損傷テンソルを用いて,一般に応力の主軸の回転のある場合に対して実質応力テンソルを導入する.つぎに,実質応力テンソルと損傷効果テンソルによって損傷を伴う有限クリープ変形の構成式を具体化する.最後に,得られた結果の応力として,内圧厚肉円筒の有限クリープ変形を解析し,損傷と形状変化の相互効果を明らかにする.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1979-04-25
著者
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