乱流に関する統計的研究
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概要
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本論文は乱流状態に於て流の周囲の幾何学的形状及びレイノルヅ数が流体各分子の運動に如何に影響するかを種々の擴り角を有する流につき、その写眞から統計的に研究したものである。その方法としては流の中に米を細かく碎いた粒を混じてその写眞を撮り、各粒子の層流線からの偏り角の分布状態を調べた。その結果、偏り角は流路の擴り角が増加するとともに大となるが、同一流路に於てはレイノルヅ数によつてあまり影響されないことがわかつた。これは各流体分子の有する層流線に直角の方向の分速度が大体レイノルヅ数に比例して増減することを意味する。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1940-03-01
著者
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