臨地実習前の導入教育プログラムでの学生の看護実践評価の検証
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概要
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W看護短期大学3年次生の学生78名を対象に, 臨地実習前の導入教育プログラ ムでの看護実践上の自己評価の信頼性および妥当性を検証することを目的として学生の自 己評価を実施した。研究に協力の得られた学生は69名, 回収率は88.5 %であった。学生 の自己評価変数の平均は2.5±1.4 (mean±SD), 回答は「大体学習できた」傾向を示し ていた。因子分析の結果, 第1因子は「演習授業設定の適切さ」, 第2因子は「教員の良い アドバイス」, 第3因子は「学生間での実践活動」, 第4因子は「資料や環境設定], 第5因 子は「観察の実践」, 第6因子は「ケア方策の実践」, 第7因子は「情報収集」とした。累 積寄与率は. 52.624%であった。評価全体の信頼性は. Cronbach's α係数 .796と高かった (p<0.05)。
- 日本保健科学学会の論文
- 2003-12-25
著者
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