日本産ヤマクマムシ科の1新種
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概要
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長野県南佐久郡川上村十文字峠において陸生クマムシ類の生態学調査をおこなった.採集したクマムシ類を分類学的に検討した結果,新種が含まれていることが判明したのでここに記載し報告する.本種,タマクマムシ(新称)は咽頭球(pharyngeal bulb)が球形を呈する点でItaquascon pawlowskii WEGLARSKA,1973に似るが,楯板(placoid)を備えることで容易に区別できる.
- 日本動物分類学会の論文
- 1994-07-25
著者
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