富士山北麓産真クマムシ類の分類学的研究.I.トゲヤマクマムシ科およびオオヤマクマムシ科
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概要
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山梨県富士山北麓産陸生クマムシ類の分類学的研究をおこなった.本論文ではこのうちの真クマムシ類トゲヤマクマムシ科Calohypsibiidaeおよびオオヤマクマムシ科Eohypsibiidaeを取り扱う.上の2つの科からは計5種のクマムシが記録され,この中から,2新種を含む4種の記載・報告をおこなった.また,これにともないオオヤマクマムシ科に属する新属Fujisconフジクマムシ属(新称)を創設した.今回記載・報告された4種はつぎのごとくである.トゲヤマクマムシ科Family CalohypsibiidaeトゲヤマクマムシCalohypsibius ornatus(RICHTERS,1900)ヤマトコヤマクマムシ(新称)Microhypsibius japonicus sp.nov.オオヤマクマムシ科Family EohypsibiidaeヴェグラルスカオオヤマクマムシAmphibolus weglarskae(DASTYCH,1972)フジクマムシ(新称)Fujiscon diphasconiellum gen.et sp.nov.
- 日本動物分類学会の論文
- 1991-12-25
著者
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