Na_2O・SiO_2ガラスのガラス変態理論 : 非架橋酸素間の電子状態
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
それぞれ異なったdiscrete ionに結合している2つの非架橋酸素と, 2つのナトリウムよりなるモデルを用いて, ナトリウムに介存された非架橋酸素間の相互作用を簡単なSCF理論を用いて求めた. その結果, 4原子系内に作られる相互作用軌道の結合性および電子密度が求められた. 同様な手法を用いて, 2つの非架橋酸素が無限に離れた場合の状態を求めた. 求められた結果から前報でガラス変態を生ずるに重要な役割をはたした非架橋酸素間の有効ポテンシャルが求められた. このポテンシャルの観点よりガラスの準平衡状態について簡単に議論した.
- 社団法人日本セラミックス協会の論文
- 1970-08-01
著者
関連論文
- Na_2O・SiO_2ガラスのガラス変態理論 : 非架橋酸素間の電子状態
- Na_2O・2SiO_2ガラスのガラス変態理論 : 熱膨張計算
- Na2O・2SiO2ガラスのガラス変態理論 熱膨脹計算〔英文〕