熱可塑性樹脂の疲労試験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高分子材料の発展に従い熱可塑性樹脂においても副構造的用途としての利用度は大きい.われわれは数種の熱可塑性樹脂を20±1℃, 65±3%R, Hのふんい気で平面曲げ疲労試験機にて実験を行なった.その結果, 1) 熱可塑性樹脂の疲労強度は約1〜3kg/mm2程度である. 2)S-N曲線において二様性があるものとそうでないものとがある. 3) 疲労強度と曲げ強度との比はほぼ, 20±5%の範囲に入るものが多い, などがわかった.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1965-03-15
著者
関連論文
- CFRP積層板の落錘衝撃損傷と衝撃吸収エネルギーの関係に及ぼす積層構成の影響(衝撃)
- 擬似等方性カーボン/エポキシ積層板の落錘衝撃損傷進展
- 平織カーボン/エポキシ積層板の落錘衝撃損傷
- 電解を応用した加工と処理
- 硬質プラスチックの疲労強度に及ぼす試験条件の影響
- 335 熱可塑性プラスチック保存試料の衝撃値の経年変化(続報)
- 306 高分子材料の微小せん断特性に及ぼすダイスの締付圧の影響(高分子材料)
- 313 ガラス繊維強化ポリプロピレンに対する微小せん断試験法の適用(高分子,複合材料)
- 312 プラスチックの見かけ曲げ弾性率の補正法(高分子材料)
- フェノール樹脂積層板の回転曲げ疲労試験
- 電解研磨に関する研究-4-
- 電解研磨に関する研究-3-
- 樽式電解研磨法の研究
- 電解研磨の限界流電に関する研究
- CFRPの曲げクリ-プ試験における負荷速度について
- 科研式迅速摩耗試験機を利用したプラスチックの摩耗試験方法
- 試験片打抜刃がプラスチックスの引張特性に及ぼす影響について
- "複合材料術語辞典" 複合材料術語辞典編集委員会(編) 1994年, アグネ承風社, B6判, 395ページ, 定価3605円
- 313 プラスチックの曲げクリープ試験における負荷速度の影響(高分子材料II)
- 332 プラスチックのクリープ伸び測定法に関する研究 : 第 1 報伸び計の取りつけ方法について
- 3-7 プラスチックのクリープ試験法に関する研究 : 相似試験片におけるクリープ破断強さの測定
- FRPの機械的性質 : 積層GRP板の各層における基材の影響
- 3-7 補強材の積層枚数を変えた FRP の機械的性質
- FRPの機械的性質 : 直交配列に基づく諸因子の影響
- 熱可塑性樹脂の疲労試験
- プレストレストコンクリートの新しい方法による製造実験に関する研究
- プラスチック板の曲げ弾性係数について
- プラスチック板の縦弾性係数を簡易に推定する方法
- プラスチックの線形粘弾性に対するスペクトル表示法に関する一提案
- フェノール樹脂積層板の成形圧力と回転曲げ疲労強度等の二,三の機械的性質との関係について
- スタンダーダイジングボックスの改良
- スタンダーダイジングボックスの改良
- 電解研磨による微少形状の変化