耐熱金属材料のX線応力測定に関する研究 : ニッケル基合金材のX線的弾性定数について(<小特集>X線材料強度小特集)
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概要
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The elastic constants of nickel base alloy at high temperatures were studied by the X-ray method with a new apparatus consisting of a horizontal type tensile testing machine and a vacuum furnace. Plate specimens of nickel base alloy (Inconel X) were used in the experiments. After heat treatment for precipitation hardening, all the specimens were finished and then electropolished before being exposed to X-ray. The characteristic X-ray of CrKβ was irradiated on them through a thin beryllium foil, and the strain was determined by measuring the diffraction from (311) atomic plane by means of the conventional sin^2ψ method using the counter technique. From the slopes of 2θ-sin2ip diagrams at several applied stresses, the M-σ_m curve was drawn by using the method of least square. The elastic constant was calculated from the slopes of the M-σ_m curves at various temperatures up to 300℃. The conclusions of the present study are as follows. (1) The elastic constants of Inconel X obtained by the X-ray technique are in good agreement with those measured mechanically within the experimental errors. The values obtained, however, vary slightly with temperature. (2) The lattice spacings or lattice constants changed about 3.25 degree in 2θ from room temperature to 300℃. Consequently, it is necessary to take great care of slight change in temperature for stress measurement by X-ray.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1979-03-15
著者
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