塑性変形した炭素鋼に形成される残留応力のX線的測定
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概要
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An important problem regarding the X-ray method of stress measurement still remains in spite of great progress in equipment and techniques. The axial residual stresses induced by uniaxial deformation generally do not satisfy the so-called macroscopic equilibrium over the cross section of a specimen. Moreover, the magnitude and the sign of this fictitious stress depend not only on the magnitude of deformation but also on the crystallographic planes that are to be used to diffract the X-ray beam. These phenomena are ascribed to the fact that the residual stress measured by X-rays generally includes the microscopic component as well as the macroscopic component. The authors have shown that the microscopic residual stresses provide very useful and important information for studying the problems concerning plastic deformation. It is, however, necessary from the standpoint of practical stress analysis to discover a method for extracting only the macroscopic component from the results measured. The residual stress measured by X-rays on a plain carbon steel deformed plastically usually consists of three components: the macroscopic component, the intergranular component and the phase stress component. A method is proposed in this paper for obtaining only the macroscopic component of the residual stress induced in a plain carbon steel by axisymmetric plastic deformation such as tension and drawing. This component is calculated from the stress values measured with respect to {211} and {310} planes and also from the carbon content. The effect of elastic anisotropy and the combined effects of elastic anisotropy and texture are also taken into consideration. The method newly proposed is applied to the measurement of residual stresses induced in two kinds of carbon steels by cold drawing. The results obtained by this X-ray method are compared with those obtained by the Sachs method, and a good agreement is observed between them.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1974-01-15
著者
-
平 修二
京都大学工学部
-
平 修二
Department of Mechanical Engineering, Kyoto University
-
小沢 慎
Mitsubishi Electric Co. Ltd.
-
林 紘三郎
Department of Mechanical Engineering, Kyoto University
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