Paraclinoid Carotid Artery Aneurysms with the Dome Eroding the Anterior Clinoid Process : Preoperative Depiction of Topography and Surgical Tactics : Two Case Reports
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概要
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最近その治療が確実になったparaclinold aneurysmの中でも、内頚動脈の外側から上外側に伸展して前床突起内に突出する動脈瘤(transitional cavernous aneurysm, proximal carotid artery wall aneurysm などと命名)の場合には、前床突起の切除中に予期せぬ出血を起こすことがあるため、特に術前の局所解剖の予測が重要である。我々は術中破裂を来して トラッピングと伏在静脈バイパス術を加えたが不幸な転機をとった一例と、局所解剖の充分な予測のもとに頚部で頚動脈を確保し、前床突起を内側から削除し、内頚動脈の内側にそって剥離することによリクリップできた一例を経験した。MRA、3D-CT-A の原画像の重要性を強調した。
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1996-09-15
著者
-
長澤 史朗
大阪医科大学脳神経外科
-
長澤 史朗
大阪医科大学脳神経外科学教室
-
OGAWA Ryuhsuke
大阪医科大学脳神経外科
-
SUYAMA Yoshio
大阪医科大学脳神経外科
-
OHTA Tomio
大阪医科大学脳神経外科
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