Central Neurocytoma with Lipofuscin Granules : Case Report
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概要
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Hassounらの報告以来, central neurocytomaの報告が散見される。我々は, 神経系への分化が著明である興味あるneurocytomaの1例を経験したので電顕所見を中心に報告した。頭蓋内圧亢進症状を呈した30才男性の石灰化を伴うseptum pellucidumに付着する脳室内腫瘍を全摘出, 局所放射線照射を施行。術後12年間再発を認めなかった。腫瘍はoligodendroglioma様のperinuclear haloを持つ小円形の細胞からなり, 電顕的に検討したところ, 良好に形成された数多くのシナプス様構造, 多くの神経分泌顆粒, さらにはリポフスチン顆粒が認められた。central neurocytomaの分化度を考えるうえで, 重要と思われるので報告した。
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1996-05-15
著者
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早瀬 宣昭
埼玉県立がんセンター・脳神経外科
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UKI Jiro
埼玉県立がんセンター脳神経外科
-
TAKEDA Fumikazu
埼玉県立がんセンター脳神経外科
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早瀬 宣昭
埼玉県立がんセンター脳神経外科
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