Modified Petrosal Approach Using Cosmetic Osteoplastic Craniotomy with NEURO-SAT Guidance
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概要
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錐体斜台部病変に対してpetrosal approachが用いられるようになってきたが, その短所として開頭に時間がかかること, 削除した乳突部が陥凹することなどがある. これらの短所を克服するためにわれわれは以下の工夫をしている. 1)横静脈洞をはさみ側頭後頭部が一塊となった骨弁(large flap)を作成した後で, 乳突部骨外板に小さなドリルで溝を作り, 約2×3cmの骨弁を作成する(small flap). 2)ついでNEURO-SAT(frameless stereotaxy)ガイド下にmastoidectomyを行う. 三半規管の位置をモニターして, 安全, かつ迅速に行うことができる. 3)閉頭時にlarge flap とsmall flapをもどす. 術後に開頭部の陥凹はなく, 美容的にも良好な結果が得られる.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1996-05-15
著者
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