Repeated Exposure to Cationic Immunoliposomes Activates Effective Gene Transfer to Human Glioma Cells
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概要
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脳腫瘍に対する遺伝子治療を行なうためには、効率のよい遺伝子導入システムの開発が不可欠である。本論文では遺伝子導入システムのひとつであるカチオニックリポソームに脳腫瘍特異抗体であるG-22モノクローナル抗体を結合させたイムノリポソームの特異性および発現劾率について検討を加えた。その結果、1) whole IgGとF(ab')_2の違いによる発現効率の差異は認められなかった。2) β-galactosidase遺伝子を導入した実験では抗体結合あるいはリポソームの反復投与により遺伝子発現を増強させることができた。以上の事実よりイムノリポソームの反復投与は導入遺伝子の発現増強につながるものと思われた。
- 1996-03-15
著者
-
水野 正明
名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科
-
水野 正明
名古屋大学 大学院 医学系研究科 脳神経外科学
-
水野 正明
名古屋大学脳神経外科
-
YOSHIDA Jun
名古屋大学医学部脳神経外科
-
Yoshida Jun
名古屋大学脳神経外科
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