頻回の無心体嚢胞穿刺により7週間妊娠期間を延長し健児を得たTwin reversed arterial perfusion(TRAP)sequenceの1例
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概要
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We report a case of Twin Reversed Arterial Perfusion (TRAP) sequence treated by repetitive centesis. A 26-year-old woman was sent to our hospital at 25 weeks' gestation because of rapidly increasing her abdominal size and with multicystic ovarian tumor. We diagnosed TRAP sequence by ultrasound findings. Continuation of pregnancy was difficult due to her dyspnea and pain caused by large acardius. Therapeutic centesis of cysts within the acardius was performed seven times. There were no sign of fetal cardiac failure. We performed cesarean delivery at 32 weeks by reason of her dyspnea, pain and huge size of acardius. A normal female baby was delivered without heart failure.
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 2002-12-01
著者
-
村越 毅
聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター
-
鳥居 裕一
聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター
-
安部 正和
磐田市民病院
-
村越 毅
聖隷浜松病院
-
鳥居 裕一
聖隷浜松病院
-
安部 正和
聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター産科
-
村越 毅
聖隷浜松病院周産期科
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