小児虫垂穿孔性腹膜炎の化学療法の検討 : 特に P. aeruginosa および Enterococcus の病原性に関連して
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概要
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Ninety-one children with perforated appendicitis treated surgically at the authors' hospital are reviewed. The organisms isolated from their peritoneal fluid at operation were 138 strains, such as Escherichia coli (37%), Bacteroides fragilis (23.2%), Pseudomonas aeruginosa (12.3%), Enterococcus species (7.2%) and et al. Though the antibiotics which was sensitive to Escherichia coli and Bacteroides fragilis and was not sensitive to Pseudomonas aeruginosa and Enterococcus species was chosen intra-and post-operatively, there were no postoperative complications such as wound infection and intraabdominal abscess. It is concluded that because there are little role in pathogenesity of Pseudomonas aeruginosa and Enterococcus species in perforated appendicitis, the antibiotics therapy for perforated appendicitis should be performed mainly for Escherichia coli and Bacteroides fragilis.
- 日本小児外科学会の論文
- 1992-08-20
著者
-
竹末 芳生
広島大学第一外科
-
児玉 節
広島大学医学部総合診療部・第1外科
-
横山 隆
広島大学総合診療部
-
児玉 節
広島大学
-
松浦 雄一郎
広島大学第一外科
-
児玉 節
広島大学第一外科
-
檜山 英三
広島大学総合診療部
-
宮本 勝也
広島大学第一外科
-
宮本 勝也
広島記念病院外科
-
市川 徹
広島大学第1外科
-
竹末 芳生
広島大学第1外科
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