電波天文衛星「はるか」が観る銀河核の姿
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概要
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電波天文衛星「はるか」は,世界初のスペースVLBI観測計画の中核として先進的な観測を行っています.このVSOP計画(VLBI Space Observatory Programme)は,最新のテクニックにより新しい地平を切り拓き,現代天文学の大きな謎である活動銀河核の謎に迫っています.宇宙年齢の1割のころのクェーサー像,近傍の活動銀河核のジェットの付け根,ジェットを真っ正面に直視した映像,降着円盤の影など,銀河核に潜むと考えられる超巨大ブラックホール周辺でのすさまじい物理現象を見せてくれます.これは将来,ますます面白くなる宇宙の実験室です.
- 2001-05-05
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