冷たい世界のホットな話題 : 星形成領域における高温・高速プラズマ流の形成
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概要
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日本のX線観測衛星"あすか"は,太陽質量程度の原始星周辺で形成された高温プラズマからのX線を検出し,従来,零下250度程度の冷たい世界で静かに進化すると考えられていた星形成過程が,実は高温でダイナミックな現象を含むものであることを明らかにした.上記現象は原始星と周囲の降着円盤の磁気的相互作用によって説明される.本稿では,原始星周辺の爆発的な高温プラズマ形成(原始星フレア)のシミュレーション研究について解説する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2001-02-05
著者
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