プラズマの散逸性と磁場構造の秩序化 : 磁力線トポロジーの変化を追って
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概要
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最近, パターン形成, 自己組織化, 秩序化といった空間構造のダイナミックスに関する話題がいろいろな分野で取り沙汰されている. プラズマ分野においても, 磁場構造に関して, そのトポロジー変化に伴う形状の秩序化の問題が系のエネルギー緩和現象と関連して関心をよんでいる. 特に, スーパーコンピュータによる三次元シミュレーション研究の進展は, 磁場の複雑な三次元構造のダイナミックスを詳細に解析することを可能にした. その結果, エネルギー緩和, 構造の秩序化の原点が, プラズマの散逸性にもとづく磁気リコネクションと呼ばれる磁力線のつなぎ替え作用にあることがわかってきた.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1986-04-05
著者
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