化学反応における振動高励起分子のエルゴード性(<特集>原子分子過程としての化学反応)
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概要
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多原子分子にその結合の解離が起るために充分なエネルギーを与えた場合, そのエネルギーが多原子分子の内部運動自由度にランダムに分配されるかどうかを考える. それは, 化学反応を分子のダイナミクスとして理解しようとする際の問題の一つで, 50年以前に提出されたにも拘わらず依然として未解決な問題である. ここでは, この問題に関連する最近の実験結果を展望する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1981-02-05
著者
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