物理乱数の特徴と算術乱数の欠点 : 良質の乱数を求めて
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概要
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コンピュータ計算がわれわれの研究で大きな場所を占め, 乱数がしばしば使用されるようになってきた. 大抵の場合, コンピュータに組込まれている算術乱数でこと足りるのであるが, 大量の乱数を必要とするときや多次元の計算をするときなど, これが擬似乱数であるため, いろいろと心配がでてくる. 乱数計算をしていて思いもかけぬ結果がでてきて当惑した経験を持たれている方もおられるだろう. 良い乱数, 安心して使える乱数はないものだろうか. それには, われわれがランダムであると信じて疑わない物理現象を利用して乱数を発生するのが一番よい. こうして作った物理乱数がようやく実用に供せられるところにきたのである.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1981-12-05
著者
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