重イオンを用いた核物理. III : γ線核分光学
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概要
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前2回の解説に続き, 重イオンを用いて新しく開かれそうな分野, γ線核分光学とその応用について述べる. ここでは, (1)重イオンを用いたCoulomb励起, (2)(HI, xn)反応の機構, (3)(HI, xn)反応を用いた "in-beam spectroscopy", (4)(HI, xn)反応による生成核の核整列について解説した後, おわりに, 応用の開けそうな分野の例として, (5)反跳核植込法(recoil implantation)についてその一部を紹介する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1970-11-05
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