太陽ニュートリノ問題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
太陽ニュートリノの強度が標準太陽モデルからの予想値よりも有意に小さいという太陽ニュートリ問題は, 20年以上も未解決の問題である. 実験の種類, 精度, 信頼度が近年増加し, この太陽ニュートリノ問題がより明確に捉えられるようになって来た. もっともエレガントな解決法は, MSW効果と呼ばれる太陽物質中でのニュートリノ振動である. ニュートリノ振動が起っていれば, ニュートリノが質量を持つ証拠となり, 素粒子の標準理論を越える大きな糸口となる.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1996-02-05
著者
関連論文
- 29pSA-15 XMASS実験 II : 液体Xeを用いた暗黒物質探索
- 液体キセノンの屈折率の精密測定
- 液体キセノンの屈折率の測定(2)
- 13aSE-9 液体キセノンの屈折率の測定 5(13aSE 液体シンチレーター・Xe検出器,素粒子実験領域)
- 液体キセノンの屈折率の測定
- 太陽ニュートリノ観測の現状と将来(ニュートリノの物理-小柴昌俊氏のノーベル物理学賞受賞を記念して-)
- 太陽ニュートリノ観測の現状と将来
- 太陽ニュートリノの物理
- 素粒子物理学と国際交流
- スーパーカミオカンデとニュートリノ検出
- スーパーカミオカンデ(超と匠の世界)
- スーパーカミオカンデ - ニュートリノの重さをはかる
- ニュートリノの謎を追って--非加速器と加速器実験 (特集:素粒子物理学の現状と将来)
- スーパーカミオカンデにおける素粒子研究(非加速器) (特集:素粒子研究--標準理論を超える)
- 太陽ニュートリノ (特集 ニュートリノ研究の展開)
- スーパーカミオカンデ実験の最近の結果(最近の研究から)
- 太陽ニュートリノ問題
- BNLのニュートリノ実験
- 2003年ベンジャミン・フランクリン・メダル受賞 : 小柴昌俊氏
- ニュートリノ最前線 (ニュートリノ--ノーベル賞で輝く物理の世界)
- 11p-F-5 ^7Be太陽ニュートリノ検出器の開発
- ニュートリノ質量と振動(実験の話) (特集 素粒子物理の新展開--ニュートリノ:標準理論を超える手掛り)
- 太陽ニュ-トリノ (ニュ-トリノ)
- スーパーカミオカンデ
- ニュートリノ振動
- 太陽ニュートリノの謎 (小特集 ニュートリノの質量はなにを語るか)