γ線による中間子発生
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概要
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核研電子シンクロトロンを用いて行なわれた最近の高エネルギー実験, 主としてγによる中間子発生, について, その方法と結果を紹介する。さらに各過程について, 最も問題になる共鳴状態のふるまいを簡単に述べ, S_<11>, P_<11>, D_<13> 等荷電スピン1/2の低い角運動量をもつ共鳴状態の各過程での役割や, γのisoscalar/isovector比の問題等が解明されつつあることを示す。最後に, より高いエネルギー領域 (E_γ≳3GeV)でのγによる中間子発生の特徴と, 問題点のいくつかについて簡単に説明する。
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1969-10-05
著者
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