ジョセフソン接合量子ビット研究の進展
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概要
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「超伝導集積回路で量子コンピュータを」というのはまだまだ先の話だろうが、微小な超伝導トンネル接合を用いた固体電子回路素子中にコヒーレントな少数準位系を実現しようという試みが盛んに行われている.最近ではコヒーレンスの保たれる時間スケールもナノ秒からマイクロ秒へと改善されつつある.本稿では、バラエティーに富んだそれらの研究を紹介し、今後解決されるべき課題について議論する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2002-11-05
著者
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