機械加工技能の因子論的研究 : 機械科訓練生の能力構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来の工業的技能に関する因子分析的研究の手続における問題点を検討し,機械加工の技能遂行能力を因子論的に解明することを目的とする。被験者は職業訓練校機械科(旋盤専攻)訓練生(2年生)366名とした。テスト変数として技術的知識領域34,技能領域11,適性領域9の54変数を設定し,訓練修了時に実施した。得られた結果を解析I,IIによって検討する。解析1:結果の相関行列から因子分析し,更にWPG法と再配置法の併用によってクラスター分析を行い,能力の階層構造を求める。解析II:作業段取り2変数を技術的知識領域,技能領域のそれぞれに加えた場合と加えない場合の因子分析結果の構造的差違を検討する。更に両グループ間の正準相関分析によって,介在する内在的因子の確認を行う。この結果,次の諸点が見出された。
- 日本教育心理学会の論文
- 1977-12-30
著者
関連論文
- 教授・学習7(646〜651)(部門別研究発表題目・質疑応答・討論の概念)
- 測定・評価(607〜614)(部門別研究発表題目・討論の概要)
- 測定・評価4(723〜730)(部門別研究発表題目・質疑応答・討論の概要)
- 機械加工技能の因子論的研究(II) : 機械科訓練生の技能習得過程
- 729 工業技能の習得過程(2) : 技能の進歩と訓練生の能力構造の変化(測定・評価4,研究発表)
- 646 工業技能の習得過程 : 訓練段階と訓練生の能力構造の変化(理数科教育(II),教授・学習)
- 機械加工技能の因子論的研究 : 機械科訓練生の能力構造
- 607 機械加工技能の因子分析的研究 : 機械科訓練生の能力構造(測定・評価6-2,600 測定・評価)