教育の関係行為と象徴的権力の再生産(III-8部会 理論研究)

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概要

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• さまざまな準位でありうる「教えること」と「学ぶこと」がいかように関わり合い、その関係態から当事者たちにどのような効果がもたらされるかということ、教え-学びの「非対称の相互行為」は、どのような文化を背景としてどのような行為連関をもとにして成り立つかということ、さらには、相互行為によって社会的・国家的に再生産される、教育制度の「隠された意味」がどのような制度的事態を指すかということ、これら一連の問題に説明を与えていくことは容易なことではない。この発表ではともかく、これら問題群を貫く基礎的なメカニズムに筋道をつけ、それらメカニズムに内含される「権力的な意味」を明らかにすることを試みてみる。

• 日本教育社会学会の論文
• 1993-10-09

著者

• 井上 正志

  新潟大学

関連論文

• 中城進[著], 「散在する権力」, A5判, 246頁, 本体2,600円, 大学教育出版
• 宮島 喬 著, 『文化的再生産の社会学 : プルデュー理論からの展開』, A5判, 318頁, 3900円, 藤原書店
• 教育の関係行為と象徴的権力の再生産(III-8部会 理論研究)
• 菊池城司 編, 『現代日本の階層構造 3. 教育と社会移動』, A5判, 240頁, 2,884円, 東京大学出版会
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