精神保健福祉センターとの連携が在宅復帰援助に有効であった高次脳機能障害者の1例
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概要
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A fifty-four-year-old man who sustained cerebral anoxia, was admitted to our rehabilitation hospital for evaluation of his cognitive impairment and ability to acquire compensatory skills for memory dysfunction. Neuropsychological examinations revealed memory and frontal lobe dysfunction, although his intelligence quotient scores were relatively high. After a month of clinical management of memory dysfunction, he became able to manage his daily schedule in the hospital by using external memory aids. By getting compensatory skills for memory dysfunction, he showed less episodes of falling into panic. After giving this information to the staff of a center for mental health, staffs of both facilities visited his house together for environmental modifications. As a result of support by our rehabilitation hospital and the center for mental health, he became able to live in his apartment independently. The cooperation between a rehabilitation hospital and a mental health facility might be effective in helping patients with cognitive dysfunction to return to the community.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 2001-12-18
著者
-
宮野 佐年
東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座
-
渡邉 修
首都大学東京大学院人間健康科学研究科
-
渡邉 修
首都大学東京健康福祉学部
-
橋本 圭司
東京慈恵会医科大学リハビリテーション科
-
橋本 圭司
神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション科
-
大橋 正洋
神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
-
殿村 暁
神奈川リハビリテーション病院心理科
-
渡邉 修
神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション医学科
-
宮野 佐年
東京慈恵会医大リハ科
-
渡辺 修
首都大学東京健康福祉学部
-
大橋 正洋
神奈川リハビリテーション病院
-
藤本 豊
東京都立多摩総合精神保健福祉センター
-
手塚 晴美
東京都立多摩総合精神保健福祉センター
-
殿村 暁
神奈川リハビリテーション病院
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