Activate-Depress-Free-Repeat(ADFR)療法に反応した骨粗鬆症患者の骨代謝学的変化
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概要
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女性骨粗鬆症患者40例をADFR療法群20例,対照群20例に分け,6ヵ月間のADFR療法で骨塩量が増加した患者の骨代謝学的特徴を検討した.ADFR療法では,activatorはalfaca1cido1 1.Oμg/dayを2週間,depressorはelcatonin 1O単位を週3回で2週間投与,freeの時期はalfacalcidol 0.5μg/dayを4週間投与した.対照群20例はcalcium lactateを5 g/day投与した.6ヵ月後,ADFR療法群は対照群に比べ有意に骨塩量が増加した.ADFR療法群のうち骨塩量が増加した群は減少した群と比べ,血清Alpが上昇し,尿中Ca/Cr比および尿中HP/Cr比は低下した,これらのマーカーの変動は,ADFR療法に反応する骨粗鬆症患者の骨代謝学的特徴であると思われた.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1994-05-18
著者
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