失語症とその回復に関わる因子(I) : 方法論 : 評価法の検討
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概要
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言語能力の評価法として, 段階評価, SLTA, SLTAの因子得点による評価の三つの評価法について検討を行い, 以下の結果を得た. 1)失語症やその回復と, これに関わる可能性のある因子との関係を相関を基に分析する場合, 評価法の違いによっても, 結果には有意の差を見ない. 2)評価法としては, SLTAが最も相応しいと思われるが, 段階評価法も捨て難く, これを補足的に使用することは有効と思われる.SLTAの因子得点による評価は行うほどの意義はない. 3)各評価法とその項目について, その性質, 含まれる情報の重みづけ, 長所・短所, 各評価法間の関連等について具体的な検討を行い, 若干の知見を得た.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1988-01-18
著者
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