陳旧期脳卒中患者に対する 「間けつ入院」
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概要
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再発作以外の原因で 「間けつ入院」した陳旧期脳卒中患者103人を検討し, 以下の結果を得た.1) 8割の患者は, 感染症, 転倒, 晩発性けいれん等の疾患・事故が原因で入院したが, 1割は家族問題が原因で入院した.2) 「間けつ入院」 患者は, 脳卒中発作を契機として入院した 「普通入院」患者に比べ, 高齢患者, 両側障害, 筋・骨格・関節障害, 心疾患 (高度) を持つ患者, およびベッド上生活自立または屋内歩行患者が多かった.3) 平均入院期間は1ヵ月であり, 9割以上が自宅退院した.退院後1年時には3割が死亡していたが, 退院時ベッド上生活自立以上の患者は, 多くが退院時自立度を維持していた.
- 1983-07-18
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