脳卒中リハビリテーション患者にみられる内科的合併症
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概要
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発症後第30病日以内に入院し, 1ヵ月以上持続する運動障害を有した335人 (平均年齢67.4歳)を対象として, リハビリテーション上重大な阻害因子となった内科的合併症 (心疾患・その他) について検討した.内科的合併症全体の出現率は15.2%で, 高度心疾患は3.3%.その他の内科的合併症では, 特に消化管出血, 肺・気管支炎, 尿路感染症が多かった.内科的合併症は, 入院時全介助, 完全片麻痺, 80歳以上の高齢患者で特に多かった.その他の内科的合併症の80%は, 入院後2週以内に出現した.内科的合併症を有した患者の歩行予後は, 全体としては不良であった.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1983-05-18
著者
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