二分脊椎児と痙直型両麻痺児における認知・知覚-運動障害について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
広い意味での脳損傷児という概念に立って水頭症を合併せる二分脊椎児と脳性麻痺痙直型両麻痺児に対して, 認知・知覚-運動障害を心理学的検査にて調査した.二分脊椎児9例, 脳性麻痺児19例で年齢は6〜15歳である.検査は田研・田中Binet知能検査, WISC-R知能検査, Frostig視知覚発達検査, Bender-Gestalt検査の4種類を全例に施行した.精神発達遅滞を思わす症例を除いても高頻度に認知・知覚-運動障害を両者に合併していたが, 脳損傷児の小児リハビリテーションを進める上で重要な点と考える.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1987-05-18
著者
関連論文
- 脳性麻痩の訓練効果に関する検討
- 10. 肢体不自由児養護学校高等部卒業生の予後調査(小児)第26回日本リハビリテーション医学会総会
- 脳性麻痺の手術療法の適応と効果 (脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法)
- 地方での肢体不自由児養護学校卒業後の進路 (地域における障害者の進路)
- 生下時からの頚髄損傷の5例
- 脳性麻痺者の加齢とそれに伴う医学的諸問題 (高齢脳性麻痺)
- 中枢神経障害児におけるfeeding therapy : 第28回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 小児(治療)
- 高知県から (脳性麻痺と加齢) -- (地域における高齢脳性麻痺者の現状と問題点)
- Myelomeningocele症例の排尿管理
- 4. 地域リハシステム発展の鍵を考える(第25回日本リハビリテーション医学会総会)(運動器疾患のリハビリテーション)
- 2.脳性麻痺児における早期訓練の効果(脳性麻痺・その他)(第25回日本リハビリテーション医学会総会)
- 27. 重度脳性麻痺における脊柱側彎について(脳性麻痺・その他)
- 二分脊椎児と痙直型両麻痺児における認知・知覚-運動障害について
- 社会福祉施設-3-児童・精神薄弱者(児)施設
- 高知県における早期療育下の脳性麻痺の推移-2-
- 3.二分脊椎児と痙直型両麻痺児における認知・知覚-運動障害について(第22回日本リハビリテーション医学会総会)(脊髄障害)
- 高知県における身体障害者の社会復帰の推移
- 脳性麻痺の脊柱変形--X線学的検討 (第59回中部日本整形外科災害外科学会) -- (脊柱変形)
- 49.高知県における身障者の社会復帰の推移(福祉・社会・職業)
- 地域社会におけるリハビリテーション(地域社会におけるリハビリテーション)(第18回日本リハビリテーション医学会総会)
- 麻痺 (図解病態生理--小児診療への応用)
- I-A-24. 脳性麻痺の補装具について : アンケート調査より
- 主V・4. 脳性麻痺におけるリハビリテーションの評価(主題V : リハビリテーションの評価)(第14回日本リハビリテーション医学会総会)
- 33.高知県における脳性麻痺患者の追跡調査(第21回日本リハビリテーション医学会総会)(療育, 社会)
- 脳性麻痺に対するフェノールブロックの成績(電気刺激装置とテフロン針使用) : 60経験例を中心にして
- 66.脳性麻痺に対するPhenol Blockの経験 : (絶縁針使用)(脳性麻痺・痙性麻痺)(第9回リハビリテーション医学会総会)
- 25. 年長の重度CP児の食事動作の自立 : 3症例を中心にして(脳性麻痺)(第12回日本リハビリテーション医学会総会)
- 主II-4. リハビリテーションよりみた高知県の課題(第13回 日本リハビリテーション医学会総会)
- 51. 高知県(80万人口)下の肢体不自由児・者の実態と対策 : 重度肢体不自由児・者について(社会問題・その他)(第8回リハビリテーション医学会総会)