ギラン・バレー症候群の予後推定因子
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概要
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当部においてリハビリテーションを施行した17例のギラン・バレー症候群(以下, GBS)患者を対象として, GBSの予後推定因子の検討を行った.対象群をその経過から, 早期回復群(8例), 中間群(4例), 回復遅延群(5例)の3群に分け, 各群の発病初期, 発病後1ヵ月および2ヵ月での臨床所見をretrospectiveに調査した.その結果, 発病時年齢と極期での状態, および発病後1ヵ月と2ヵ月での起坐, 起立の自立度と握力の回復度が, GBSの予後推定因子として有用であると考えらえた.また, これらの予後推定因子を用いて, 限られた範囲ではるが, GBSの予後推定基準の設定も試みた.
- 1981-11-18
著者
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