脳卒中後遺症を中心とした, リハビリテーション施行中の患者における, 上部消化管内視鏡検査の有用性について
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概要
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近年, 上部消化管内視鏡検査が日常診療にもルーチン化され, 消化管の悪性腫瘍診断のスクリーニング法としての有用性が広く認められている.脳卒中患者を検査の対象とすることについては, 急性期での消化管出血が明確な場合を除き, 積極的に施行されるには至っていない.そこでわれわれは, 脳卒中安定期の入院患者(1993年10月〜1994年10月)211例のうち55例に上部消化管内視鏡検査を施行し, 胃癌4例, 胃良性疾患21例を指摘できた.脳卒中安定期の患者にも積極的に上部消化管内視鏡検査を施行し, QOLを保持することが重要であることを強調し, さらに検査上での注意点, 胃潰瘍の発生に関連しうる因子についても考察を加えて報告した.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1995-10-18
著者
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