内側広筋におけるquadriceps setting exerciseの効果
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概要
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quadriceps setting exerciseにおける内側広筋の廃用性萎縮防止の効果を, 表面筋電図のturns-amplitude analysisによって評価した.研究方法は, 片側性股関節疾患で全人工股関節置換術を受けた女性患者の健側肢に対し、臥床中のsetting exerciseを特に指導しなかった8名(I群)と励行した11名(II群)の2群間で, 臥床後の変化を比較することによった.exercise時の表面筋電図における筋電波形を単位時間あたりのターン数と平均振幅の積で評価すると, 臥床後の筋電活動がII群ではI群より活発であることが明らかであった.本研究は, 約2週間の臥床時に行ったsetting exerciseの内側広筋における効果を, 表面筋電図の定量的評価で明らかとしたものである.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1996-06-18
著者
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