悪性腫瘍術後に発症した心因性健忘(解離性記憶障害)の症例
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概要
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Psychogenic amnesia, classified as dissociative amnesia in DSM-IV, has been little studied in the literature. It is said that failure in early diagnosis makes this disorder resistant to treatment. 52y/o male showed anterograde and retrograde amnesia and short-term memory disturbance two months after the operation of esophageal carcinoma without a loss of personal identity and information. Since the patient's neuropsychological features were suggestive of organic amnesia and his procedural memory was preserved, "a memory note training" was administered. His behavioral responses to this training were indicative of psychogenic amnesia. Counseled by the physiatrist, the patient's wife accepted psychiatric treatment, and so did the patient. Confrontation with cancer would have been a precipitating stress. We emphasize the importance of bahavioral responses to the memory training in differentiating psychogenic amnesia from organic amnesia. Physiatrists should play an importance role in diagnosis and introduction of treatment of psychiatric disorders.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1998-09-18
著者
-
石田 暉
東海大学医学部リハビリテーション科
-
日原 信彦
東海大学医学部付属病院・リハビリテーション学教室
-
出江 紳一
東海大学医学部附属病院 リハ
-
出江 紳一
東海大学医学部
-
石田 暉
東海大学医学部
-
山本 映子
東海大学附属病院リハビリテーション科
-
山本 映子
東海大学病院リハビリテーションセンター
-
猿渡 理代
東海大学病院リハビリテーション科
-
安枝 三哲
東海大学医学部リハビリテーション学教室
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