パーキンソン病患者教室5年間の取組み : Yahr重症度と移動動作能力の変化
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概要
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本態性パーキンソン病患者教室5年間の取組みでYahr重症度と移動動作能力の変化をまとめた.20人のうち,継続できた13人のYahr重症度(ステージ)の変化は,悪化が62%であった.ステージ1は1例で不変,ステージ2では66%が,ステージ3では80%が悪化した.移動動作能力は31%が悪化し,介助を要するようになって,屋外自立でなくなった.教室の果たした役割は,病気の正しい理解を得て,うつ状態に陥ることなく,積極的に行動し,生活の中でのリハビリテーション的ケアを取り入れることによって,廃用や合併症を防げるよう,意識を変えたことにあると考えられた.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1999-05-18
著者
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